彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。
この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、 その心の中で、 「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と 言った町であるが、 このように荒れはてて、 獣の伏す所になってしまった。 ここを通り過ぎる者は 皆あざけって、手を振る。
ああ、むかしは、 民の満ちみちていたこの都、 国々の民のうちで大いなる者であったこの町、 今は寂しいさまで座し、やもめのようになった。 もろもろの町のうちで女王であった者、 今は奴隷となった。
王と太后とに告げよ、 「あなたがたは低い座にすわりなさい。 麗しい冠はすでに あなたがたの頭から落ちてしまったからです」。
あなたの愛する女たちのうちには王の娘たちがあり、 王妃はオフルの金を飾って、あなたの右に立つ。
彼は心の内に言う、「わたしは動かされることはなく、 世々わざわいにあうことがない」と。
岩のはざまにおり、高い所に住む者よ、 あなたの心の高ぶりは、あなたを欺いた。 あなたは心のうちに言う、 「だれがわたしを地に引き下らせる事ができるか」。
若いやもめは除外すべきである。彼女たちがキリストにそむいて気ままになると、結婚をしたがるようになり、
すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
それで王はハマンに言った、「急いであなたが言ったように、その衣服と馬とを取り寄せ、王の門に座しているユダヤ人モルデカイにそうしなさい。あなたが言ったことを一つも欠いてはならない」。
あなたはこれを飲みこれをかたむけ、 あなたの髪の毛をひきむしり、 あなたの乳ぶさをかきさく。 わたしがこれを言うと、主なる神は言われる。